晩酌のすすめ(つぶやき編)
3.日本酒の味わいの特徴
日本酒の原料は、ご存知のとおりお米です。特に純米酒は、米と水だけで醸される純粋なお酒です。
味わいの特徴は、なんと言ってもお米から来る旨みです。麹と酵母との共同作業の結果できる酸味、香り、そして酒になってからも続く熟成が加わり、日本酒独特の複雑な風味を作ります。
旨みの素は、アミノ酸です。日本酒の特徴は、お米由来のアミノ酸を豊富に含むこと。だからお料理においしい純米酒を使うとお料理がおいしくなります。
昔から、日本酒は和食の調味料に欠かせません。かつおの出汁を取って、塩、日本酒、お醤油を少し入れて、もうそれだけでおいしい吸い物が出来ます。
比較のために、ワインを考えてみたいと思います。ワインの原料は、ぶどうですね。ぶどうと米の違いは、ぶどうは最初からブドウ糖を含むこと、ですから日本酒と違って米の澱粉を糖に変える工程がありません。ぶどうの絞り汁に酵母を添加するだけで醗酵が始まります。もう一つ大きな違いは、ぶどうは豊かな酸を含むことです。出来上がった酒で比較しても日本酒の数倍の酸を含み、多い酸は、乳酸、リンゴ酸、酢酸などです。ちなみにアミノ酸ですが、日本酒はワインの2から3倍のアミノ酸を含みます。
また、ワインの酸は冷やしておいしいリンゴ酸を多く含みますが、日本酒は、コハク酸、乳酸などの温めておいしい、旨みを感じさせる酸を多く含みます。酸の組成の違いで、ワインは冷やして、日本酒は温めてという飲み方の違いの説明にもなります。
さて、ワインを料理に使う場合、ソースになります。お肉や魚を油で焼いたり、揚げたりのお料理に、野菜や香辛料そしてワインを入れたソースがおいしいですね。
以上のことをいろいろ思うと、お料理との相性を考える場合に、日本酒は調味料役、ワインはソース役ということで大まかに考えることができるように思います。
2.お燗のすすめ
おいしいお燗酒をすすめています。
おいしい食べ物にはおいしいお燗酒、お酒も食べものもおいしくなります。
お燗は、ひと手間余計に手がかかりますけど、お酒がとってもおいしくなります。
お燗のつけ方のポイント
○あまり、温度に神経質になることはありません。
暖め方は、湯煎がベストですが面倒なら電子レンジでもかまいません。
冷やよりおいしいです。人数の多いときは、薬缶でコンロにかけて直火燗も良い燗がつきます。
○ぬるめより熱めがいいです。
水みたいなお燗より、熱めがいいです。
熱かったらさめるのを待ちましょう。
○大吟醸はややぬるめ、純米は熱めで
純米大吟醸、純米吟醸は40℃から45℃くらいの間で、
純米は45℃から60℃くらいの間の温度で、
その酒に合った温度を探してください。
以下、以前とあるところでお燗酒のお話をしたときに使った資料です。
おいしいお燗酒をすすめています。
おいしい食べ物にはおいしいお燗酒、お酒も食べものもおいしくなります。
お燗は、ひと手間余計に手がかかりますけど、お酒がとってもおいしくなります。
お燗のつけ方のポイント
○あまり、温度に神経質になることはありません。
暖め方は、湯煎がベストですが面倒なら電子レンジでもかまいません。
冷やよりおいしいです。人数の多いときは、薬缶でコンロにかけて直火燗も良い燗がつきます。
○ぬるめより熱めがいいです。
水みたいなお燗より、熱めがいいです。
熱かったらさめるのを待ちましょう。
○大吟醸はややぬるめ、純米は熱めで
純米大吟醸、純米吟醸は40℃から45℃くらいの間で、
純米は45℃から60℃くらいの間の温度で、
その酒に合った温度を探してください。
以下、以前とあるところでお燗酒のお話をしたときに使った資料です。
1.お燗のすすめ(酒は純米、燗ならなお良し)
①お燗の効用
○お酒が美味しくなる(45度くらいの上燗でお酒の旨みが広がる)
○ゆっくり、ほどほどに酔う(飲み過ぎることが少なくなる)
「親の意見と冷や酒は後で効く」
「親の意見と茄子の花は千に一つも無駄はない」
○お料理が美味しくなる(暖かいお料理には温かいお酒)
日本酒には、お料理の旨みを増強する作用があります
○身体が温まる
○酒器が楽しい(お好みの酒器を選ぶ楽しさがあります。平杯、おちょこ、など)
②お燗の仕方
湯煎でのお燗がおすすめです。
③お燗の温度
上燗(45℃)が基本ですが、お好みでぬる燗(40℃)、熱燗(50℃)
など、日本酒は温度により味わいが変りますので、ぜひお試し下さい。
④お燗の歴史など
古来より9月9日の重陽の節句より3月3日の桃の節句までは、お燗をするのが伝統的な飲み方でした。また、戦前までは「冷や酒を飲むのは雇い人」という習慣もあり、日本酒はお燗をつけて、お酌してもらって飲むものでした。冷や酒を手酌でコップ酒などは、無頼の酒飲みのすることで、きちんとした大人の飲み方ではありませんでした。
2.日本酒の成分の特徴(ワイン、ビールとの比較)
日本酒の特徴は、お米由来のアミノ酸をたくさん含むこと。
ワインは、ブドウ由来の有機酸をたくさん含むお酒、ビールは、炭酸ガスを含むこと。
3.日本酒の原料
米、水、人、風土(一升瓶1本のお酒は、田んぼに換算すると約2坪)
4.日本酒と健康(以下のような健康効果が確認されている)
①肝硬変 ②ガン抑制 ③動脈硬化を防止 ④虚血性心疾患防止 ⑤血栓溶解
⑥その他(糖尿病患者の心疾患防止、老化・痴呆の防止 、骨粗しょう症、ストレス緩和・免疫力増強、不眠症に有効)
以上
1. 晩酌のすすめ(幸せな食卓づくり)
日本の食卓から晩酌というものが消えてしまいました。
日本の食卓から晩酌というものが消えてしまいました。
忙しすぎて、夫婦も親子もみんなが一緒に食卓を囲んでいないようです。
一緒に食卓を囲むことは、会話を交わすこと、時間を共有すること、一緒に生きること。
晩酌のあったころの日本の食卓は、現代のような世界中の食材を集めたご馳走はなかったかもしれませんが、豊かな時間の流れる幸せな食卓だったのではないでしょうか?
おいしい食べ物と一緒になって「幸せな食卓」づくりに日本酒が、純米酒ができること、その一つに古きよき時代の習慣、「晩酌」の復活の提案があるかな?と思います。平日は無理でもお休み前やお休みは、おいしいお料理を準備して、おいしいお酒で晩酌はいかがでしょうか?
諏訪泉のお酒で晩酌の復活、そして「幸せな食卓」ができたら、造り酒屋としてこんなにうれしいことはありません。
諏訪泉のお酒は、晩酌の復活をすすめること(おいしい食べ物でおいしいお酒をすすめること)で、「幸せな食卓」づくりを支援します。
晩酌のすすめ(実践編)
今日は、鳥取市弥生町の「飛鳥」さんです。
このお店は、「酒は純米、燗ならなお良し」というキャッチコピーを残された
上原浩先生のお気に入りのお店です。
このお料理は、最初の一品です。
上に乗っているえびは鳥取名産のモサエビ、白いのは蕪、そしてフキ、ワカメ、赤いのはニンジンです。
かつお出汁の炊き合わせです。
こんな出汁の上品なお料理には、ちょっと気張って、純米大吟醸 鵬をあわせます。
お燗の温度は、いつもよりやや低めの42℃くらい。
フキを口に入れて、鵬のぬる燗を含むと、出汁の香りがぱっと広がりました。
口の中でお吸い物が出来たような印象です。
手前の平杯は、いつもの「酒は純米……」平杯です。
(今日のまとめ)
お料理 出汁の味で楽しむお料理 (冬瓜の煮物もオーケー)
お酒 純米大吟醸 鵬
お燗の温度 42℃くらいのぬるめのお燗
サンマの塩焼
スーパーのサンマです。
冬のこの時期ですから、凍結の解凍サンマです。(塩サンマではなくて、生です)
でも、北海道産ですからおいしいです。
鳥取のサンマも、市場に出ることは出ますが、脂の乗りがあまりよろしくありません。
サンマは、三陸沖まで、出来れば北海道産じゃないと脂が無いですね。
脂の乗ったサンマは、塩をして少しおいてグリルで焼きます。
肩が盛り上がってとってもおいしいサンマでした。
焼き魚には、特別純米酒がおいしいです。お燗の温度は、45℃。
香ばしい食べものには、特別純米酒があいますね。
〔今日のまとめ〕
食べもの サンマの塩焼き
お酒 特別純米酒
飲み方 45℃のお燗
蔵のまかないご飯
この日は外で会合があって、でも時間まではまだまだ間があって
ということで、軽くつまんでからいこうか?というときのものです。
野菜(ダイコン、里芋、にんじん)とこんにゃくの汁、魚の煮付け、なめこおろし、
せりのおひたし、ニシ貝とネギのヌタ、
なんだかこうやって数えると、結構な品数になりました。
この日は、寒くて、純米酒をしっかり熱くして(60℃くらい)、いただきました。
日常のおかずで、純米酒のお燗はほっとします。
〔今日の晩酌のまとめ〕
食べ物 魚の煮付け
お酒 諏訪泉 純米酒
お燗のつけ方 ちょっと加水して熱燗(60℃)
普段着のおかずに純米酒のお燗はぴったりです。










